パティシエについて。パティシエのあれこれ

パティシエとはフランス語で菓子職人の意を表す。このパティシエという言葉はフランス語で名詞の男性形。女性形はパティシエール 。

余談ですが、日本語や英語と違って、フランス語やイタリア語などは男性名詞・女性名詞があって若干言葉が違ってくるんですよね。

すっかり日本でも浸透しているパティシエは男性名詞だったんですね。料理の世界においても男性が優位という意味なのだろうか。。。

フランスではパティシエは菓子全般の職人さんを指すらしいのですが、日本においては主にデザート菓子やスイーツと呼ばれる洋生菓子を作る人たちのことを指していて、パティシエという言葉の響きの良さからか、なんとなく憧れる人いるのでは。

日本からフランスにパティシエ留学、修行する人も少なくない。

最近日本では女性にも人気のある職業になっていますが、本場フランスにおいては、女性がパティシエに携わることは少なく、職業選びの選択肢にも入らないそう。

それでもパティシエという職業はフランス国内では日本の医者にも匹敵するくらいの社会的地位を持ち、またM.O.Fと呼ばれる賞を持つと最高の栄誉と信頼が受けられるのです。


日本では首都圏を中心にパティシエ専門学校や洋菓子学校が開校されている。

男女共にパティシエ、洋菓子職人を目指し、専門学校などで資格を取得し仕事に就くパティシエも少なくない。今は比較的パティシエ求人募集も多いようだ。

その一方、パティシエ(洋菓子)教室も存在する。気軽にパティシエのレシピを学び、洋菓子料理を楽しめる。

パティシエ シマ

パティシエ・シマはそのネーミング通り、島田進オーナーシェフが手がける有名なお店。

フランスの「ブッタ」や「ダロワイヨ」などで修業を積み、帰国後は「銀座マキシム・ド・パリ」や「ルコント」で総料理長を務めるに至った。そして1998年に「パティシエ・シマ」を開業し、2004年にはアトリエ・ド・シマを開店。

2005年にはフランス政府より農事功労シュバリエ勲章を受勲、現在、ガレット・デ・ロワ協会の会長を務める。

オーナーシェフの島田進氏が展開する洋菓子店パティシエ・シマは日本の洋菓子店の中でもトップクラスに入るほどの人気店。

30年のベテランシェフが作り出す洋菓子は古典的なフランス菓子のレシピを尊重しつつもオーナーシェフ島田進独自の技が活かされた洋菓子となっている。

小麦粉、砂糖、卵などの主原料から厳選し,ひとつひとつ丁寧に作り上げられた洋菓子はまるでフランスの田舎家庭菓子のよう。

現在あちらこちらの洋菓子店で目にする人気洋菓子のクレーム・アンジュとクレーム・ブリュレ。実はこのメニューは島田氏によって日本に広められたものなのです。

パティシエ・シマでは常に40種ほどの洋菓子がショーケースを彩っています。フランスの伝統的な洋菓子から流行を意識したものまで幅広いメニューが訪れる人の目や舌を楽しませてくれています。

パティシエ 辻口

自由が丘のパティスリー「モンサンクレール」や「自由が丘ロール屋」のオーナーシェフを務める辻口博啓氏はフランスの「クープ・ド・モンド」をはじめ、洋菓子の世界大会で4度優勝する実力派有名パティシエ

また2003年に六本木ヒルズにオープンした「ル ショコラ ドゥ アッシュ」は連日行列ができるほどの盛況ぶり。

「モンサンクレール」のオーナーシェフとして毎日180種類にも及ぶお菓子作りの傍ら、コンセプトの異なった7つのブランドを次々と展開していて、パティシエとしてはかなりの実業家でもある。

また、パティシエ辻口氏はテレビ出演や数々の講演をこなしたり、自身のレシピを著書で詳しく紹介するなど多くの出版物も手がけている。

そんな幅広く活躍されているパティシエ辻口氏は、和菓子屋の長男として生まれ数々の修行、またコンテストでは優勝経験も豊富の洋菓子界ではエリート的存在のパティシエ。

また2006年には出身地の石川県七尾市和倉に「辻口博啓美術館 ル ミュゼ ドゥ アッシュ」をオープン。このミュージアム&カフェは同氏の斬新な構想のもと誕生し話題を呼んでいる。

パティシエ辻口氏の砂糖の芸術作品(シュークルダール)などが展示してあったり、またカフェではオリジナルスイーツが味わえるなど、スイーツを様々に変化させるまさに“五感を堪能させるアート空間”なのです。